脂肪肝
飲酒に伴うアルコール性脂肪肝(ASH)とあまり飲酒をしない方がなる非アルコール性脂肪肝(NAFLD)があります。NAFLDは生活習慣病とも関連があり、その中には予後良好な単純性脂肪肝と肝硬変や肝臓癌に進展していく非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)とがあります。
肝炎
急性肝炎と慢性肝炎があります。慢性肝炎とは6ヶ月以上肝障害が持続する場合です。いずれも、原因としてウイルス性・アルコール性・自己免疫性・薬剤性等があります。急性肝炎は一時的な肝障害で治癒しますが、慢性肝炎になると20〜30年かけて、肝硬変や肝細胞癌に進展することがあります。
インターフェロン
B型肝炎ウイルスやC型肝炎ウイルス感染が分かった際に用いる抗ウイルス薬(注射薬)です。最近は週1回投与の製剤(PEGインターフェロン)が主流ですが、α型やβ型もあります。C型慢性肝炎には内服薬と併用します。副作用も出ますが、適切に使えばウイルスを排除する事が可能です。
肝硬変
長年にわたって肝障害を患い、その結果肝臓が線維化して硬くなってしまった状態です。ひどくなると黄疸や腹水が出てきたり、肝性脳症や食道静脈瘤といった合併症も出現してきます。
肝臓がん
肝臓から発生する癌で、肝細胞癌と胆管細胞癌に分かれます。90%以上は肝細胞癌であり、またその原因の90%以上はB型肝炎ウイルスとC型肝炎ウイルス感染に伴うものです。必ずしも肝硬変から発癌するとは限りませんので、両ウイルスの感染者は定期的な通院が不可欠です。
胃腸疾患
一時的な腹痛や嘔吐・下痢といった症状が多いのですが、吐血や下血、または強烈な腹痛を来すこともあります。そういった場合には入院治療が必要となってきます。最近はストレスが原因と思われる逆流性食道炎や消化性潰瘍・過敏性腸症候群といった病気が増えてきています。
生活習慣病
生活習慣病は初期症状では自覚症状があまりないのが、共通して言える事です。
症状がでない・わかりにくい期間が続き、知らずに動脈硬化が進行し、結果、動脈硬化により重い病気が発症して初めて自覚症状が出現するという点です。脳の血管の動脈硬化では脳梗塞、脳内出血、くも膜下出血などが、心臓の血管の動脈硬化では 狭心症、心筋梗塞などがおこります。
これらの病気は一度おきてしまうと後遺症はもちろん、後遺症がなくて回復しても日常生活上たいへん不便な制約が生じるのが普通です。
ですから自覚症状のない段階で生活習慣病を治療しておくことがとても重要になってきます。
逆に言えば、生活習慣病が発見された時は、根気よく治療すれば、これらの重大な病気にかかるリスクを大きく減らすことができるチャンスと言えるでしょう。
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予防接種
予防接種を受ける方へ
予防接種を受ける前にこのお知らせをよく読み、必要性や副反応について よく理解しましょう。
気にかかることや、よくわからないことがあれば、 予防接種を受ける前に看護師や医師に質問しましょう。
充分に納得できない場合は、接種を見合わせてください。
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