風邪などの一般的な病気に加えて、消化器病特に肝臓病に力を入れております。
消化器とは、食道・胃・十二指腸・小腸・大腸・肛門といった食物の通り道である消化管と、その消化管に付随する臓器である肝臓・胆嚢・膵臓からなっています。
消化管の疾患は、腹痛や嘔吐・吐血・便秘・下痢・下血といった症状を伴うことが多いのですが、肝臓病は初期のうちは殆ど自覚症状がありません。
そのため、職場の検診等で肝障害を指摘されても、放置されていることが多いと思います。
ですから症状が出てきた時にはかなり進行していることもあり、肝臓は「沈黙の臓器」とも言われています。
しかし、肝臓は肝心要の臓器ですから、肝臓が悪くなることは即ち寿命と関わってきます。
自覚症状がなくても肝障害が指摘されたときには、一度は肝臓専門医の診察を受けるようにして下さい。その上で肝障害の原因を見極め、その後の対応(食事制限や飲酒制限等)や治療方針をきちんと立てて守っていくことが肝臓を長持ちさせることにつながります。
肝臓の状態を評価するためには、採血検査と腹部超音波検査等の画像検査が必要です。当院では種々の検査機器を導入しております。特に当院の特徴として、赤血球・白血球・血小板といった血球計数器に加え、肝機能・腎機能・脂質・糖尿病といった生化学項目を調べる生化学検査計を導入しており、約30分で血液検査の結果が出ます(ホルモンや抗体検査・腫瘍マーカー等は数日〜1週間かかります)。その為、その結果をすぐに治療に結びつけることが出来ます。また、腹部超音波検査もすぐに行うことが出来ます。
様々な病気がありますが、どの病気も早期発見・早期治療が大事です。
さらに、最も大切なことは予防です。
当クリニックでは、各種健康診断や癌検診および予防接種も行っております。
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